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……ピート……。
あぁ 主上は、何がしたいのか?
まだ、お互いの顔も見てないのに……。
あなたの声だけで恋をする。
いつもなら、少しづつ仲良くなってお互いがお互いの大切な人になって行ったのに……。
なのに、激情に流されるように愛が溢れる。
「……アユ……。」
震えながらもやっと自分の名前が言えたと同時にまた抱き締められる。
幸せ過ぎて 意識が飛びそう……。
あなたを愛してる……。
ピートには、記憶がないはずなのに
「アユ……。
キミだけを愛してる。」
そう言ってくれたのを最後にわたしの意識が途絶えた。
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