愛をありがとう

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彼女、倉坂紀香が死んだのは俺、仲浪篤のせいである・・・ 俺がつまらないことで喧嘩してその場に置いていってしまったからだ その日、俺と紀香はデートをすることになっていたが 珍しく紀香が待ち合わせに遅れてきた 「おせえよ、何時間待たせるんだよ!」 「はぁはぁ、ごめん…忘れ物とりに行ってて…」 いつも俺より先に待ち合わせ場所にいるのに遅れた理由が忘れ物であることに俺は呆れていた 「はぁーお前のことだからしょーもないもの忘れたんだろ、鍵とか財布とかか?」 「しょーもないものじゃないもん、私には凄く大切なものだもん!!」 普段おとなしい紀香が声を荒げたことに俺は驚いた それから喧嘩がどんどん大きくなり俺は怒りのままに紀香を置いてきぼりにして帰ってしまった
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