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五日目。
柚華(以下、柚)「ふぁ~。今日はなにしよーかなー。」
ベッドの上でフラフラ揺れながら寝惚け眼をこする柚華。
そして、
「…そーだ、学校行ってみよーかな! 奈緒ちゃんに会えるかもしんないし~。あ、誰か会ったこと無い人居るかもだよ!?」
ササッと着替えると家を飛び出していく柚華。
…何故か食パンを啣えて。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
柚「ふぃふぉく、ふぃふぉくー(遅刻、遅刻ー)!」
何がしたいのか分からないが、嬉しそうに食パンを啣えて通学路(らしき道路)を走る柚華。
爆走して人を撥ね飛ばしたらマズイと思っているのか、さすがに普通の速度だった。
しかし柚華の身体能力はかなり高いので、結構な速度が出ている(普通の成人男性並みの速度)
案の定、
?「きゃっ!」
曲がり角で、向こうから来ていた少女とぶつかりかける
が、
柚「ふぉー(とおー)。」
そこは持ち前の瞬発力で回避する柚華。
だが、
柚「ふぁっ!!」
自分が転びかけてしまった。
と、
?「――!」
ぶつかりかけた人がアビリティを発動。
(ふわっ。)
柚「うぃ?ふぁー、ふぅひふぇる(うわぁ、浮いてる)!!」
転ぶ寸前に柚華の身体が浮かび上がった。
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