16歳

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「ハッピーバースデートゥユーディア、凛華ちゃ~ん。ハッピーバースデートゥ!」 可愛くおめかしした女の子達がつたない英語で歌った後、男の子達が一斉に私にクラッカーをパンッ!パンッ!と放つ。      「凛華ちゃんおめでとー!」 「ありがと~、みんな~!」 頭の上に乗ったクラッカーの紙屑を払いながら1人、1人子供達の頭を撫でていく。撫でた子供は恥ずかしいそうに、でも嬉しいそうに「ありがとう!」と言ってくれた。
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