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「フープ」
『はい、ご主人』
「あと何体だ?」
『北に2体、東に1体です』
「どっちのが近い?」
少年は剣を抜きながら聞いた。
フープと呼ばれた毛玉みたいなものは、応えた。
『北にいる『魔物』が一番近いです』
「わかった」
少年は剣を構えた。
『現代世界』には、無い構えの仕方だった。
近づいてきた『魔物』と呼ばれた物を、少年はあっさりとやっつけてしまった。
「こんなもんかな…どうだ、フープ?」
『さっすがご主人!カッコいい!あれ……ご主人!後ろ!!』
その時、少年は………
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