闇の始まり

7/12
前へ
/12ページ
次へ
その部分を触ってみるとやわらかくなっていた。 「赤木が死ぬ間際になにか埋めたのか?」と思った紅貴はその部分を掘るとメモ帳が出てきた。 表紙に赤木竜也―日記と書いてあった。 「なにかヒントがあるかもしれない」と思った紅貴はメモ帳を読むことにした。―――――――――メモ帳にはこう書かれていた。 7月10日 今日から日記をつけることにした。 7月11日 今日は山に散歩に出かけた。途中、遠くに奇妙な生物を見つけた。その生物は目の前から突然姿を消した。気のせいだろうか。 7月12日 家に黒いローブの男がきた。怪しかったからすぐに追い出した。 7月13日 日本地図をかった。理由は定期的に(二年に一度)地図をかって私の故郷がのっているか確認するためである。たが今回はのってはいなかった。二年前にはのっていたのに。二年前何があった、私の故郷に何があった! 7月14日 私は二年前故郷で何があったのか調べることにした。 7月15日 また黒いローブの男がきた。そいつは私に銃を突き付けこう言った「今日の午後9:00までに区都川に来い。」と私はいままで調べてきた二年前の故郷の資料を隠した。私以外にも一人だけあそこからきたやつがいる名は大澤秋多(おおざわしゅうた)俺はこいつにかけてみようと思う。秋多よ私の意志を継いでくれ。 と書かれていた。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加