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第三章―意志を継ぐもの
紅貴はメモ帳に書かれていた大澤秋多という名に聞き覚えがあった、当たり前である。なんたって大澤秋多は紅貴と双川の高校時代の友達である。
「(うーん、秋多のところに行ってみっか。)」
次に行く場所が決まった紅貴はメモ帳をポケットに入れ後ろを振り向くと皆が集まっていた。そこに行き紅貴は皆が得た情報を教えてもらい紅貴も得た情報を話した。
その情報を元に話し合った結果二手に分かれることにした。分かれ方は木双コンビが秋多のところへ笹田と西岡は笹田が見つけた緑の液体を鑑識に持っていくというように分かれた。
そして秋多の家に向かった木双コンビは秋多の家の前にいた。
「さぁ、着いた着いた。」
「秋多と会うの久しぶりだな。」
「あぁ」
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