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ある日の事。
学校の図書室に集まった 柚華、奈緒、茉奈、千夜子の四人。
暫くガールズトークを楽しんでいたが…
柚華(以下、柚)「そうだ!!」
奈緒(以下、奈)「どうしたの?」
茉奈(以下、茉)「ん?トクサの店にでも行くか?」
千夜子(以下、千)「何か思い付いたんですか?」
三者三様に聞く友人たちに柚華は、
柚「記憶の欠片の回収に行こう!!」
ガールズトークのかけらも無い発言をした。
三人「(何故急に!?)」
驚く三人を尻目に、
柚「ボクは今までずっと気になってた事があるんだ。」
厳かに呟き、腰のポーチから何かを取り出す。
三人「そ、それは!!」
柚華が取り出したのは
二つの『記憶の欠片』。
柚「義君と倒したフラグメントから回収したのと、奈都君を助けた時にフラグメントから回収したやつだよ~。」
そして、唖然とする友人たちに向けて
柚「何かさー生きてた時と変わんないから、忘れてたけどさ。記憶の欠片って持ち主に反応して、戻っていくはずじゃん?」
そう言った。
奈「まぁ、そうだけど。」
茉「うん。ロリ神ちゃんにそう聞いてる。」
千「そうですね。…でも何で二つも残ってるんでしょう?」
首を傾げる千夜子に、
柚「そーなのだよ!ちゃこちゃん、よく気付いたね!!」
柚「だ・か・ら、記憶の欠片の回収に行くんだよ!」
元気よく言った。
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