高校生

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先生に注意を受けてしまったが、まぁ差ほど気にせず僕は足を進めた。 「おおぉ……」 門を潜り抜けたその先に見えたのは、バカでかい校舎に噴水。時計台もある緑豊かな学園がだった。 パンフレットを見ただけだったからわからなかったけど、ここの学園は相当大きいらしい。 あの時計台、中に入れるのかな。高所恐怖症の最強生徒会長が居たりして。 などと、考えながら先に進むと噴水の先に新入生らしき人達が集まっていた。 そこには掲示板があり、クラス分けの紙が貼られているみたいだ。 ん~……。 クラス分けは気になるが、あの人だかりの中に入る勇気は僕にはないな。 どうしてだろう? コンサートやテレビ収録の仕事なら、気にせず全然出来るのに。 まぁいっか。 時間もそんなに無いので、直ぐに空くだろ。 ここで少し待っていよう。 「どうしたの? クラス分け見に行かないの?」
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