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人が少なくなるまでここで待機していよう決心したその時、後ろから可愛らしい声が聞こえた。
振り向いてみると、これまた可愛らしい女の子がそこには居た。
何ぞやこの美少女は!?
まるで二次元から飛び出してきたような可愛さだ!
栗色の髪でそんなに長くは無いが、右の方で束ねており(サイドテールだったかな?)身長は僕より少し低めで、目は大きく可愛らしさが溢れ出ていた。
うわ………。
二次元(ゲーム)だったら確実にこの娘ルートをやっていたな…。
などと彼女に見惚れいると、振り向いたのに中々口を開かない僕を見て、可愛らしく首を傾げていた。
「あ、すいませんちょっと考え事をしていたもので。お先にどうぞ」
道は十分余裕はあるのだが、僕は少し横にずれ通り道を開けた。
制服の襟の所にある二本の線の色からして僕と同じ1年、新入生らしい。
ちなみに、僕達1年生の色は赤色で、2年生が青色、3年生が緑色だ。
ん?
道を譲ったのにもかかわらず、一向に進む気配がない。
「あ、あの~………」
そんなに女の子に免疫があるわけでは無いので、恐る恐る声をかける。
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