高校生

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正面を向き、鏡に写った自分を見た。 そこには、ボサボサ髪で前髪で顔が隠れており、隙間から眼鏡が見えている。 うん。 教えてもらった通りに出来た。 鏡に写っていたのは、ネクラでよく漫画などで言われている、オタクっぽい自分の姿がそこにはあった。 ん~……。 中学時代の自分を見ているようだ……。 こっちの方がしっくりくるな。 ーーーーーーーー。 「いってきまーす」 軽く朝食を済ませて、僕は家から出た。 このアパートから、学校まで徒歩で30分ってところだ。 行き交う人が、僕を避けて行く。 学生らしき人達が、何かひそひそとこっちを見ながら去っていく。
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