兄ちゃんと心霊体験

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それはとある真夏の夜の出来事。 当時はプリペイド携帯だった。 その日の夜兄ちゃんは自分の部屋の 窓に肘を置いて外を眺める形で女と 電話をしてた。 言いたかないが兄ちゃんはかなりモテる。 男の俺が見たって惚れる程のイケメソ。 あー悔しい。クソが。 そんな時、電話での話しも終盤に 差し掛かった頃ふと道路を挟んだ 家の目の前にある俺達が通ってた 保育園の旧跡地に目を向けた瞬間 女がこっちを見て立っていた。 白い服で、髪が腰くらいまである スタンダードな奴だ。顔は髪で 隠れて見えなかったらしいが… 兄『??、なんで女の人が?』 その跡地には保育園の建物を壊す 為に持ち込まれた重機が3台ほど あったのだが、その女は… 重機| 重機| 重機|女 こんな感じでいたらしい。
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