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兄『悪ぃ、ちょっと切るわ!また
明日な!』
電話を切ってすぐ確認したが
やはり女はこっちを見て立っている。
兄ちゃんは、あんなとこでなに
やってんだろ?とかなり冷静に
思ってたらしいw
すると変化が。
女は足を動かさず右に体を向け
そのまま重機の間に、スゥ…と
消えて行った。
兄ちゃんは慌ててその場所に
行って(普通行かねぇよw)先程
女が立っていた場所と女が入って
行ったと思われる場所を確認したが
何も、誰もいなかったという。
しかも、重機は敷地が狭いせいか
人一人さえも通れるか難しい程に
寄せられていた為、入るのは
不可能に近いのでは?と思った瞬間
ぞわぞわっ!と悪寒に襲われ
その場から早々に逃げたそう…
余談だが、その保育園は森と隣接
しているのだがその敷地内森側の
隅っこの方にはかなり古くからある
奥行き約3m程、高さは約1.5mと
小学生がやっと入れるくらいの
防空壕がある。お婆ちゃんは絶対
入るな!って強く俺達に言い聞か
せてたのを覚えてるけど…これと
関係があるのかそれは未だにわかりません。
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