第1章

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僕って、そんなに絡みやすそうな顔してるんだろうか。 でも、面倒なのは嫌だな…。 そんなことを思いながら、図書室の片付けを終わらせて、扉の鍵を閉めた。 それにしても、珍しい先輩だったな…。 この学校は、わりとルールが厳しくて、金髪なんて絶対駄目なのに…。 そんなことを考えながら、図書室を出て、職員室に向かう。 「失礼します、図書室の鍵を返しに来ました」 図書室の司書の遠藤さんに、鍵を返した。 ついでに、疑問を遠藤さんにぶつけてみることにした。 「遠藤さん、この学校って金髪の3年生いましたっけ?」 遠藤さんは、少し悩んだ後、 「いなかったと思うよ。この学校はルールには、厳しいし…」 と言った。 「ですよね…」 もやもやとした疑問を持ったまま、家に帰った。
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