私が死んだ日

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「これはっ!何で……」 校長先生が呟く。 あの4人が自分で撮ってるんだけどね。 顔出しちゃうとか、馬鹿なのかな? 「原島さん?あなたが撮ったの?」 鈴木先生が私を訝しげに見る。 「違います」 首を振って言えば、そうよね、と。 映像は続いていて、鈴木先生が来て山代先生と3人でトイレを出た後、暫くしてあの4人が戻ってきて、上手く撮れてるかな?と話している。 「あいつら!」 平井先生が立ち上がる。 「原島さんは何故このサイトを知ってるの?」 鈴木先生はサイトから目を離さず聞いてくる。 「別のクラスの知らない女子が、こっそり教えてくれました」 そう言えば、フゥ、と溜め息。 そこに、事務の先生が、前に事情を聞かれた刑事さんを連れてやって来た。 「失礼しますよ」 そう言って保健室に入って来れば、私を見つけて近寄ってきた。 「君が水を掛けられたんだね?」 あ、サイト見つけたのか。 頷けば、頭を撫でられる。 「この学校の裏サイトに、影山君に対する暴行等の映像がありました。この5名の男子生徒と、こっちの4名の女子生徒に、話を聞かせて貰いますよ?」 画像からプリントアウトした写真を6枚、校長先生に見せながら、刑事さんが言う。 男子は1人ずつ、女子は4人で写っているもの。
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