まさかの遭遇…

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霧さんに手を引かれ僕たちはギルド”リア充撲滅委員会”に到着する。 何この名前…勇者とか入れないんじゃないのこれ? 霧さんに聞いてみると『ああ、あいつは国営ギルドに入ってるぞ』と言って中に入る。 遅れてやってきた(二人とも転移してここに来ました。ぶっちゃけ僕酔いそうでしたけど)レーネさん曰く、ギルドには国営ギルドと市営ギルドがあって、国営ギルドは軍としての役割を持ち戦争に行く義務がある代わりに給料がいいらしい。 市営ギルドはある程度の実力があるものが国に申請してなることができるがXランク試験は国営ギルドでしか行うことができないらしい。 霧さんに遅れて僕たちも中に入ると…酒場?と思ってしまうくらい酒臭い。何で昼間から酒飲んでるんだよと思ってしまう。 そんな中霧さんはどこからともなくミラボレアスの首を出して受付さんに渡した。これ小説によくあるボックスなのかな? 「どーも受付さん…これが亜種の首です」 「はいどうも…うわ、きれいに切れましたねこれ…あなたがやったんですかこれ?」 「んなわけないだろ? ほら、報酬くれよ こっちは新しい家族の歓迎会をしなきゃなんねえんだよ」 すごいねあの首…一太刀で切られたかのようなきれいな首だね…はぁ、何で燃やされたんだろう僕… って何暴露してるんだこの人? 変なフラグ建っちゃうかも… 「あら…また女の子ですか? 好きですねえ…そのうちマスターに殺されちゃうんじゃないですか?」 受付さん僕男です…それにやっぱりマスターは非リア充なんだね。 「違えよ…お、そうだ 銘葉…お前も魔力とか気になるんなら測ってみるか?」 「ちょっと勝手にうちの物使おうとしないでよ…見ない子だけどその子もうちに入ってくれるのかしら?」 入りませんよ怖いですし…僕下手すりゃウサギに負けるよ? 僕の心の声が聞こえたのか霧さんは… 「いや…こいつにはそんな怖いことさせたくないんでいいです 実際さっき燃やされてましたしね』 と言った…そんなこと言ったら受付気になるんじゃ…と思ったが… 「そう…それは残念ね というかまたあなたの国出身なのね…聞く限り化け物ぞろいだしあの子もそうなのかしら…」 「どうだろ…わからん」 それはないと思います… というかレーネさんさっきから黙ってますけどしゃべらないんですか? そう思って横を見ると…
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