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「ふふ、レーネ・ライトリバーか…ムソーよりはずっといいですね…」
と意識がどこかに飛んでいるようだ…だから僕は夜川ですって
「…まぁいいよ別に そこの子こっちに来てくれるかしら?」
そう言われて僕は二十過ぎのお姉さんについていく…二人も気になるのかついてくるようだ。
少し奥に進むとまたテンプレらしき水晶玉が…傷一つないところを見ると霧さんかレーネさんが破壊したので買いなおしたんだろうか?
受付さんは『壊れませんように…』と一言つぶやき祈ってから僕に説明を始めた。やっぱり壊したんだ…
「これに魔力を込めるとその数字が表示されるの 魔力の流し方は二人に聞いてくれるかしら?」
そう言って僕は二人を見る。うーん…レーネさんより僕と同じ日本人の霧さんに聞く方が分かりやすいかなと思い霧さんに聞こうとするが…
「私が教えるのでいいですよ兄さん」
と先に言われてしまいレーネさんに聞くことに。そういえばさっきまで僕のことをナイトリバーと呼んでたけどこれからどう呼ばれるのだろうか…ま、銘葉だろうね。
「じゃあしーちゃん、私が力を流しますので魔力を感じたら言ってくださいね」
「しーちゃん?」
「ぶふ…似合いすぎ…俺も呼ぼうかなしーちゃんww」
やめていただきたい…嫌だなぁ…女の子みたいじゃん僕。
そう言っている間にレーネさんは僕のむねを触r…
「ひゃあ? ちょっとどこ触ってるんですか!!」
何で胸?僕男だって言ってるじゃん…レーネさんは『かわいいです…』とニコニコしている。確信犯…
「今の銘葉女の子みたいだったな…」
「というかあの子本当に女の子じゃないの? どう見ても…ねぇ?」
確かに僕は身長もちっちゃくて女顔だけど…付いてるんですよねあれ…
そんなことを考えている間に僕の体に何か力が流される…レーネさんが僕の肩に魔力を流したらしい。
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