学校…生徒会とかうるさそうですよね

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「どうも、僕はシルハ・ナイトリバーです 男です 好きなことはのんびりごろごろすることです」 「「「「88888888」」」」 今僕はついに入学することになった学校で自己紹介をしている。 え? そこまでの過程? じゃあ行くよ? side 銘葉(過去) 僕が脇役の霧とその義妹のレーネ姉さんと出会ってから数日…僕は中々学校に行く許可が下りていない。 何でも『どこの誰なのかわからない子供』を入れるのは許されないらしい。まぁ犯罪者入れるわけにはいかないし納得だね。 戸籍はこの国で生まれたら自動的に発行されるらしい。 では何故元魔盲で捨てられた(予想)ために戸籍のない姉さんと僕と同じ世界から召喚された霧が学校にはいれるのかと言えば… 「・・・・というわけだ 悪いな銘葉…」 「なるほど、僕にギルドに入れと…?」 学校に入るための証明書としてギルドカード、国王からの推薦書などのどれかが必要であり、無職の僕はどれも持っていない。 その中で一番入手が容易なのはギルドカードであるが、ギルドに入ったら義務として何日かに一回はクエストを受けなくてはいけないらしい。僕には戦闘はおろかこの世界の知識もまだ不十分なのでかなり厳しい。 二人に手伝ってもらえばいいと思うかもしれないが…なんだか悪いよねわざわざ簡単なクエストについて行ってもらうなんて。 二人とも『気にしなくていい』とは言ってるけど僕が一人前じゃないばっかりに迷惑をかけるわけにはいかないと言ったら… 「ならば俺は何とか銘葉を特例で入れてもらうようにもう一度校長に頼むか…」 「では私はしーちゃんが早く学校にはいれるように知識と少しの魔法を教えますね」 と、どうあがいても過保護状態になってしまった…なわけで僕はもっとも簡単な採取クエストをするための採取場所や敵が出たときの対処などを教えてもらった…
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