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「萌えろ~!!」
「駄目ですしーちゃんそれでは私が萌えてしまいます…どうして呪文を言わないのですか?」
そう…知識は一応記憶力がいいため容易に覚えたのだが魔法を覚えることが困難なのであった…理由?
呪文唱えるのが恥ずかしいんですよ!! 霧は持ち前のチート能力で無詠唱で呪文を唱えてるし…うらやましいなぁ…
あと姉さんは結構スパルタで怖いです。何度泣きつきそうになったか…さすがに姉さんに抱き付くのは悪いですし我慢してますが…
ちなみに現在学校は春休みだそうです。僕の世界ではすでに五月に入っていたのですが来るとき時間がずれたのでしょうか?
あと一週間で初級呪文を覚えなくては採取中にスライムなどの魔物が出ても倒せないからね…あ、何故かこの世界のスライムの基本種はDQ世界のスライムの緑色版らしいです…毒持ってるのかな?(バブル的に)
「もう姉さん…僕魔盲だから使えないんだって それに火属性かどうかもわからないし」
「分かってますけど…私たちしーちゃんには武器を持ってほしくないんですよね」
そう言って少し悲しげになる姉さん。どちらにせよ相手を傷つけるんだし関係ないと思うんだけど…
あとギルドに一度行ってもう一度あの水晶の色について聞いてみましたが結局わからなかったそうな…
今度国から調査団が来るらしい…面倒くさいなほっといてほしいんだけど。
「ところで姉さんはどんな武器を使ってるの?」
聞いた話によると姉さんは魔法だけでクエストを行っているらしく武器は使わないそうな…
そして霧はバナナの皮らしい…こんな時に脇役属性ださなくても…魔武器かな?
「仕方ないですね…一度私が見てますので行ってみませんか?」
僕が納得がいかない顔をしているので『わかりました今度からはついていきませんから』とため息をつきながら姉さんはそう言った。
僕が了承したのでそのままギルドへ…ちなみにこの時霧は勇者に絡まれて大変な目にあっていたらしい。
お疲れ様です…
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