学校…生徒会とかうるさそうですよね

4/153

830人が本棚に入れています
本棚に追加
/177ページ
そんなわけで再びギルド”リア充撲滅委員会”にやってきました…にしても今日も飲んだくれのおっさんが多いですね… ここのギルドマスターはいったい何をしているのでしょうか? 「あらレーネいらっしゃい あ、この間の子もいるのね」 少しなれなれしく姉さんや僕のことを呼ぶのはこの間会った受付さんだ。 姉さん曰く受付はあともう二人いて交代制らしい…だから今日会えたのは偶然だね。だから何という話だけど… 「ええ、今日はしーちゃんをギルドに加入させに来たんです 契約用紙くださいますか?」 姉さんの声に嬉しそうに喜び用紙を用意する受付さん。いったい何がそんなにうれしいんだろうね 姉さんも同じことを思っていたらしく『嬉しそうですね…しーちゃんはあなたが期待するような子じゃありませんよ?』と言った。 「ええ、それは分かってるけどこの子もあなたと同じで中々面白い属性を持ってるみたいだしこれからが楽しみなのよね」 そう言って僕に紙を渡す。魔力量8なんだから使えないけどね…あ、∞じゃないよ? 兄さん曰く『魔力が無限なら俺と同じように破裂するからな』と言っていたので確か見たいだ。見たかったなぁそれ… 「ええと…これに書けばいいんですね?」 用紙には①名前、②魔力量と属性、③年齢、④性別、⑤嫌いなリア充のタイプ…と書かれている。 もっと他に書くことないのかな…? なんなの最後の… そう愚痴をこぼしながら僕は用紙を埋めた… 「はい、預かったよ! ⑤鈍感ね…霧と同じじゃない」 そりゃ霧って鈍感主人公の幼馴染らしいですからね言って無かったけど…てか⑤だけしか読まないの? そんな疑問をよそに受付さんは白のプラスチックみたいなものでできたカードを僕に渡した。 どうやらGランクのようだ。そういえばランクってGからSSS、XまであるらしくてXになると帝って呼ばれているらしいね。 僕には関係ないから聞き逃してたけど…ついでにSSランクから二つ名がつくらしくSSSの姉さんは『紫電のブラコン』で同じくSSSの霧は『ひたすらバナナを周りにぶつける変人』略して『暇人』らしい。 姉さんはともかく霧はいろいろネタ臭いね…わざと何だろうなぁ
/177ページ

最初のコメントを投稿しよう!

830人が本棚に入れています
本棚に追加