学校…生徒会とかうるさそうですよね

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そ、そうだった…しかしあいつが戸惑っているうちに…逃げなくては意味がないね… はぁ…僕も他に何かできればいいんだけど… え? さっきの”チートブレイカー”って何って? 後で説明するよ生きてればね… 今言えることは今の力であいつの能力を封じたって言うことだね。 はぁ…一応神様の世界で使い方を教えてもらったのはいいけど出力強すぎて…ね たぶん姉さんが瘴気を消し去ったのに魔法使えないのは僕のせいみたいだし… 「うぅ…魔法がないとさすがに逃げられないのですよ…」 この人捨てられた(と思うんだけど…)後どうやって生きてたんだろう…まさか最近まで監禁されてたのかな? こんなこと考えてる暇はないね…とりあえず僕は適当な呪文を唱えてみた。 「…”パルプンテ”!!」 しかし何も起こらない… 「何ですか今の呪文…しーちゃんのいた世界って魔法ないはずですよね?」 どうやらその辺りの話は霧に既にされていたようだ。…どうしよう 魔力量8じゃ何もできないよね… 「グググ…グオオオオオオオオオオ!!」 龍はブレスや正気をあきらめ僕たちを直接殺す手に出たらしい。 腐ってもドラゴン(腐ってないけど)、爪や牙を使われたら僕たちはひとたまりもない… くそ…何か手はないのか? そう考えている間に僕に爪が振り下ろされる!! ふにょん… 「うわぁ?」 あれ…痛くない…
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