830人が本棚に入れています
本棚に追加
何ということでしょう…僕の身長以上はある腕を振り下ろされたはずなのに体を切り裂かれないどころか転んだだけで大したダメージにすらなっていないのです!!
これもさっきのチート殺しの影響なのかな…?
そんなことを考えているうちに放心していた姉さんが我に返って『ギャアアアアア!!』何かを吹き飛ばしつつ僕のもとへ向かう
「きゃああああ? しーちゃん!!しーちゃんしっかりしてください!!」
いや…僕転んだだけですから…
というか体ゆすらないでください痛いです…
「心配しないでいいよ姉さん 僕はへっちゃらだから」
「嘘…あの腕で吹き飛ばされたのに…あれ?」
※転んだだけ→龍はどの場にいた→姉さんが僕のもとへまっすぐ向かう→龍を吹き飛ばした
「やりましたね姉さん…なんとか退治できたみたいだよ」
まぁ龍はタックルくらって吹き飛んだだけだから生きてるけどね…
だが打ち所が悪かったのか気絶している…間抜けめ。
「さぁ、今のうちに帰りましょう 薬草納品しにいかないといけないからね」
「は、はい…」
何が起こったのかよく分かっていない姉さんを押して僕は歩いて街まで戻った…実際歩きで通える範囲だったみたいですここ。
~ギルド~
「はい、薬草です」
「あら、どうも…結構持ってきたわね 4kgはあるわよこれ…」
そんなこと言われても持っただけでグラムなんてわからないよ多くの人は…
姉さんはギルドに戻った瞬間気が緩んだのか倒れてしまいとりあえずギルドの仮眠室で寝かせておいた。
受付さんは『何であの子がつかれているのかしら…』と疑問を浮かべていたが僕は何も言わなかった。
最初のコメントを投稿しよう!