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そんな僕の言葉を聞いて何か思うところがあったのか…
「…わかった 君がのんびり生きたいというのならばそうすればいい 私はそれを応援するだけですから…」
「ありがとう神様…というわけで僕に力をください」
僕の言葉を聞いて『え!? 死んでもいいなら能力いらないんじゃ』と言いたげな表情をする神様…いや、いらないとも言ってないし…
「…分かったよ 君ならどんな力を与えても悪用はしなさそうだ どんな力が良いかい? 一つじゃなくてもいいよ? 不老不死だろうと魔力無限だろうと何でもね」
どうやら僕を認めてくれたらしいな神様…でもチート能力はいらないんだけどな
「え? じゃあ何が必要なの?」
「あ~、ある意味チート能力なんだが・・・・ってできるかな?」
僕の言葉を聞いて唖然とする神様…まぁそんな力を持たれたらこの世の強者と弱者のバランスが崩れるからね…でもただもらった力を悪用するだけの馬鹿にはちょうどいい薬になると思うんだよね…
「…わかったそんな力でいいならあげるよ あ、じゃあ魔力とかは君がもし私の世界で生まれていたらという程度の力にしておくね 流石に魔力無しだとのんびりライフどころか迫害されちゃうからね」
「お気遣い感謝します…でも僕向こうの世界でもいまいちですし対して力ないですよね?」
万年平均男…それが僕だ。ま、見た目が女の子だから男女問わず愛でられたけど…そういえば向こうの世界のみんな悲しんでくれてるのかな?どうでもいいかそんなこと。
「まぁそこはお楽しみに…よし、準備はできたから君をイアンに送るよ? いいかい?」
「心の準備なんてしても無駄そうですし…いいですよ」
これから僕の新しいまったりライフができるのかな…そう思いながら僕は目をつぶる。
どうやら僕をワープさせてくれるらしい…よかった穴に落ちるタイプじゃなくてと思ったのは内緒
「じゃあ新しい人生を応援するよ…”ルーラ”」
ちょっとそれドラク○…そう言おうとしたところで僕の意識は途絶える…
え?この呪文意識失っちゃうタイプなの?
これから僕どうなるんだろう…ワープする瞬間僕は一人ツッコミをした…
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