紳士という名の魔王

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「それの操作方法教えてあげようか?」 「誰だ?」 声が後ろからした、でも体は動かない。 辛うじて手だけは動くが頭が動かせないので姿を確認出来ない。 「またお前か…こりないな」 「だって魔王は僕にくれるっていっただろ?」 「くれてやるが倒すのは私だ」 「はいはい、相変わらず勇者様はお固いね~」 「うるさいぞ貴様ら」 「あらら魔王ちゃんまだその格好で、気にいったのかな~?」 気にいったのかなってまさかこいつは 「あ!このゲーム!かわいいよねー出てくるキャラがなんというか萌えだし~」 「誰なんだっ!!?さっきから!!!!」 「僕?僕は鈴木、鈴木と言う名の紳士さ」
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