紳士という名の魔王

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「まおっ?」 「まおってば!」 なんなんだこいつは、私を倒すことなどしないでなぜ私にこうも良くしてくれるんだ!? もしかすると………こいつも私の配下になりたいんだな? そうだ!そうに決まっている! ならばかわいい下僕にしてやろうか 「あの~まお~全部聞こえてるよ?ぐふふw下僕だってまおちゃんもかわいいね?」 聞かれていた!我としたことが声に出すなど いかん……こいつと一緒だと私まで腐男子とやらになりかねん… 「あはっどこいくの~~?離さないよ~まおちゃんぐひひひw」 動けない…いやいつの間に着せられたのかこのヒラヒラとした着物……下がスースーして叶わんな。 くそっ…魔王とあるものがこんな恥知らずの格好で帰れるわけがない………
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