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「貴様!勇者ではないのか!?勇者が魔王にこんな扱いはなくないか!?聞いているのか!?おいっ?」
数分前なぜかこいつに助け出された俺はなぜかこいつに担がれていた。
屈辱だ!屈辱すぎる…
「なぁ魔王さんよ、偽の俺に可愛がられて嬉しかったか?」
「うるさい!近寄るな!」
「お前………誰に助けられたかわかっているのか?」
誰がこんなやつに…………気に食わない………だが、こいつがいなければ俺は助からなかったかもな
「礼をゆっ……」……ごごんっ!!!!!
頭に衝撃が………こいつ俺を殴ったのか?
「魔王に礼を言われる筋合いはない」
ごろんとして何かを読み始める勇者。
むかつくが仕方がない………動けないしな。
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