2013年3月
12/13
読書設定
目次
前へ
/
120ページ
次へ
足元からせり上がる感覚に身震いを起こし、熱のこもる皮膚に指先を絡めた。 指の先から心臓に伝わる鼓動に力を加えて否定する。 知らず知らずにこぼれた涙を拭う事なく、俺は崩れ落ちたそれを埋める。 誰にも知られないように深く深い底深く。 これで逃げられるのだ、と。
/
120ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
6(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!