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「「あっ」」
双子の異口同音。
「「北条ーッ!何だその密着度わあーっっ!
前よりベッタリじゃないかー!離れろよっっ!」」
私の今の状態は、北条くんの膝の上に座ってます。はっきり言って仕事がしにくいです。
たまに、首筋に吐息がかかるんだけど。
「嫌です。許可おりてますから」
にっこりと勝ち誇った笑みをうかべる北条くん。
「「な、な、な、なにぃぃーッ!
コ、コイツッ!爽やかに笑って反論しやがったーッ」」
「「僕らのお母さんが盗られたーっっ!うわーんっっ」」
お前らのお母さんになった覚えはない。
北条くんも「すみませんね、いただきました」とか応えないように。
「「くそーッ!こうなったら僕がメグちゃんのヒザに乗ってやるぅぅーッ」」
「きゃあっ!ちょっと!のるなーッ!」
双子の雄叫びと私の怒号が響き渡る。
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