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「ひーた、まがくには、おっぱいおおきいおねえさん、いるかなぁ。」
「全く、お前は…。多分、いると思うが?今までに会ったこと無い種族のものが沢山いるはずだ。種族だけじゃない、食べ物も知識も情報も、沢山あるはずだ。」
氷淵がそういうと、ふっと夢焔は真顔になり、ぽつりと、
「…氷淵、魔学でソウに会えるかな。」
と言った。
「あぁ、会えるといいな…。」
蒼はかつて、二人が『天界』に迷い込んだ際、助けてくれた美しい天使だ。
修行と共に、あのときのお礼をするために彼女を探すという目的のもと始めた旅…。
しかし、かつて彼女のいた『天界』は消滅していた…。
そして、旅の途中に得た情報。
『もしかしたら、魔学にいるかも。』
その言葉を頼りに、二人は魔学入学を決めた。
「ってか、夢焔、なんで鞄にお菓子ばかり入っているんだ?」
「おやつは、せいぎっ!」
「いや、意味分からないし。」
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