第1章 洗脳

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あれから2週間がたった。 その間に高校は夏休みに入っていた。 何もやる気が起きず弟を思い出しては泣いていた。 何であいつが死ぬんだ? あんな真面目で人に優しいあいつが死んで、 俺は生きている。 本当におかしい。 親に感謝して手伝いをして自分の少ない金を使って洗濯機を買ってあげていた。 でも俺は勝手なことを言う大人を恨んできた。 俺が死ねば良かったんだ。 皆だって同じことを思っているだろう そんなことを思っていると友達が家に来た。
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