第3話

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ちょっとトイレといって席を立った優司 あたしは席で携帯をいじりながら待っている 周りには結構学生などがいて、カップルも多い 「あたし達もそう見えるのかな…」 ――って、何を期待してるんだろあたし 別にアイツはそんなんじゃない ただの仲のいい友達だ 「おい右ポ、何頭抱えてんの?」 「っ!な、何でもない」 「…?そうか?そんじゃ、そろそろ行くか」 「この後どうする?帰る?」 「今日は養成所ないのか?」 「うん。今日は休み」 「そんじゃ時間あるし、デートしようぜ」 「へ?」 「ほら、行くぞ」 「え、あ、ちょっ、待ってってば」
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