顔合わせ⑦

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》閑話休題 とりあえず、カウンター席に座り、男と向き合いながら注文した料理を食べ始める柚華。 柚「(もぐもぐ)。あ、美味しい。…んと、キミの名前を教えてくれると嬉しいな。」 ?「おう。俺は杜若 トクサって言うんだ!トクサって読んでくれ!!」 柚「やっぱ元気だねー」 やや、呆れたように声を返す柚華。 柚華自身も大概ハイテンションだが、会話のたびにテンションが高いわけではないのだ。 トクサ(以下、ト)「あんたの名前は?」 柚「ボクは高槻 柚華。(もぐもぐ)これからよろしくね。(むぐむぐ、ごくん)ぷはー。ご馳走さまー。」 ト「柚華ちゃんか。よろしくな。っと、コレ試作品なんだけど食べてみない?」 トクサが出して来たのは薄緑色のアイスクリーム。 柚「わ!食べる食べる!!」 大喜びしてトクサからアイスクリームを受け取る柚華。 柚「むぐむぐ。ん!これ、ミントアイスだ!!」 ト「どう?おいしい?」 柚「うん!ありがとー!あ、そうだこのアイスクリーム、幾ら?」 ト「あぁ、タダで良いぜ。試作品だからな!」 気前の良い兄ちゃんである。 柚「ふあー。美味しかった。…そだ!この後、フラグメント狩り行こうよ!」 ト「良いけど、何でだ?」 柚「さっき、『フラグメント倒した』って言ってたじゃん。一人でフラグメント倒せるんなら、その戦いかた見とこうかなって思って。」 食事の直後にする会話ではない気がするが、柚華にそこら辺は通じないだろう。
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