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「さっさっと帰れ」
「はい♪はい♪」
「ったく」
「…」
ど、どうしよう
「任務はてきとーに選んどいてよ」
「え」
「合わせるからさ」
「え、で、でも…月蛍さんはEラ「じゃ、てきとーによろしく」あ、ちょっ」
ガシッ、と掴んでしまった。
「…何?」
うわぁ、鋭っ
「え、と…一緒に選んだほうがいいかなって」
「勝手に選べばいいじゃん」
月蛍は手を振りほどこうとしている。
「だ、駄目だって!」
ぐいっと引っ張ってしまった。
「「あ゙」」
2人とも地面に倒れた。
さらにタイミングよく煙草を吸い終えた豪気が歩いてきて、2人を見て言った。
「…時代は変わったがイチャ付くのは公の場以外のところでやれ」
月蛍が下、明日香が上。
「うわあぁぁぁっ!?ち、違うんです!!」
がばっ、と月蛍の上から退いた明日香は誤解を必死に解いている。
一方、月蛍は‘そういうのに興味無いんで’と立ち上がり学園外へ。
「任務の相棒なら最低でも一週間に2回は任務に参加しなくてはならないが…明日香がこの調子ではな」
「豪気先生が変なこと言うから月蛍さんが帰っちゃったじゃないですか!」
「…俺はお前の秘密を知っているうえで述べただけだ」
前者は月蛍がいたから‘女性同士的な’感じ言って、後者の‘秘密’は居なくなったから言ったんだなぁ、と明日香は複雑な気持ちになりつつも理解をしようとしている。
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