第2話

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「確信、とは」 「う~む…明日香よ、地下の王は知っているな?」 「は、はい」 私達を助けてくれた人です、と明日香は言った。 「、と同時に危険人物を抹殺する裏の仕事を与えた人物じゃ」 いつもなら迫力ある言葉と声があるのに今日は違った。 「明日香よ」 「はい」 「裏の仕事はお前にはやらせぬ」 「え」 「高校に入ってからの約束だったが…任務の相棒が‘月蛍’なら裏の仕事は一切無しにし、月蛍の手を離すな」 「裏の仕事と月蛍さんは関係ないのでは?」 明日香は今まで以上に祖父に質問した。 「ある!何故なら」 月蛍は地下の王の子供かもしれないからだ!とその夜はそう言われ、その話しはそこまでとなった。 同時刻・地下の城。 「牙のやつが裏の仕事を少ししかやってない、と?」 「はっ、そのように噂がたっています」 「…成る程な」 「王、どのように」 「無礼講パーティーを開こう…そして、そこで問う」 我が子らも誘おうか…なぁ?闇雷の末裔よ…ふふふ、はははははは―!! 不気味な笑い声が城内に響き渡っていく。 翌日の朝。 ぞくっ、と寒気を感じた月蛍。 「ツッキー、どうしたの?」 「いや、なんか…寒気が」 「あたしが「却下」まだ言ってないよ」 抱き着こうとしたリク、それを拒否した月蛍の横から。 「9月の終わり頃ですので今日の夕食は温かいものにいたします」 「デュラン、あたし蟹鍋がいい!」 「月蛍様は」 「豚肉と白菜の重ね鍋」 「ツッキー、それ大好きだね」 あたしもそれ好きだからそれでいいや♪とデュランに言った。 それは三人の通学風景。 では他の人達の通学風景は…。
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