第1話

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真っ暗なところで目が覚めた。 次に見たのは血塗れではない自分の腕だった。 おかしいなぁ… 私は死んだ…はず? 「やぁ、起きたんだね」 見覚えのある声。 真っ暗なところに光が広がる。 「まぁ、お寝坊さんね」 いきなり、光に当たったものだから目がチカチカする。 男女は揃って私を呼んだ。 ‘――’と。
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