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「あー、それより何で番号を見たの?」
愛華が千里に聞く。
それで私はホッ、とした。
危な…
「つーちゃんが私の相方ではないほうの番号はくくしでいいよね?って聞いてきたんだよ」
「くくし?」
明日香は首を傾げた。
「まぁ、確かにくくしだね」
愛華は納得した。
「?」
「…千里、こいつ駄目だね」
「そう…ですね」
「え、なんだよ~」
、と3人で話していたらいつの間にか下校時間になっていた。
下校支度を済まし、掲示板に貼ってある任務を見ている3人。
「じゃぁ、この黒猫を探してみようか」
「そうですね」
「えー、任務に行くの?」
「明日香は話しかけるところからかな」
「そうですね」
「はい?」
愛華と千里から明日香の相方は月蛍だよ、と告げられた。
「ちなみにつーちゃんは風紀科が大嫌いだから気をつけてください」
その言葉に私と愛華はえー!?と叫んだ。
叫んだら、たまたまいた豪気先生に注意され、私だけ怒られた。
愛華と千里は任務があるからと、すたこらして行った。
さらに気がず~んと落ちた。
月蛍っていけ子が相方と風紀科の先輩達に言ったら‘屍は拾ってあげる’と言われた。
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