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こいつら…、仮にも部長である俺に対して散々だなおい。
この部室を譲り受ける為に俺がどれだけ苦労したかわからんのか。
「ええい! ここは年功序列だ!一年男子と俺以外の二年男子は出ていけ!」
そしてハーレムを形成してやる。
「いや、それ年功序列じゃないです…」
一年男子の国重君がツッコむと、他の男子からも批判の声が挙がる。
「そんなのは知らん! 俺が部長だから俺が法律だ、わかったら愚民どもはさっさと暑苦しい廊下にでも出てろ」
「部長ー、なんで丸山先輩は廊下じゃないんですか?」
俺が言い放つと二年生の女子、木村さんが質問してきた。
「いや、なんでってそりゃあお前…最上級生を廊下に出す気か」
丸山 智一。 花憐姉さんと同じ三年生で、恋愛部に二人しかいない三年生の内の一人。
男子はこの丸山先輩と達哉が基本的に仕切っている。 ちなみに女子は花憐姉さんと先程質問してきた、木村 千秋にお願いしている。
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