駄章

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 ウェーブの掛かったブロンドヘアーに名前の通りに可憐な顔つき、そして何より目に付くそのナイスボディー。  そんな彼女は恐らく気付いていない。  その豊満な物を後頭部に押し当てられているせいで、聡美ちゃんが某ボクサーの様に真っ白に燃えついている事を。 「花憐姉さん…やめたげて!これ以上聡美ちゃんにダメージ与えるのやめたげて!」  これ以上はいくら鉄の心の聡美ちゃんでも保たないから! 「話を逸らしちゃ駄目じゃない! 聡美ちゃんがこんなにショック受けてるわよ…」  姉さん、それ俺のせいちゃいまっせ。 「あー、渡辺先輩? 多分それ大丈夫なので聡美を離してやって下さい。」  花憐姉さんの天然に戸惑っていたとき、焦りと同情の混ざった声が助け舟を出してくれた。
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