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想像しただけで笑える……
「ただいま、瑠樹。
なに笑ってるの?」
常連さんの神条鈴華さんが
不思議そうに訪ねてくる。
「いえ、ただの思い出し笑いですよ。
お帰りなさいませ、鈴華様。
本日は何を飲まれますか?」
「そうね、カクテルをお願い。
幸せになれるそんなカクテル頂戴。」
「畏まりました」
どうせなら、この店の従業員と
恋をしてくれたらいいのに。
「お待たせしました、こちらオリジナル
カクテルクローバーでございます」
「ありがとう」
この店に来てくれる間だけでも
美羽ねぇが幸せになってほしいな。
その為にたっくさん勉強するからさ。
そんでもって、
出来上がったカクテルで
美味しいと言って笑って。
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