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「なんだと!?そんなこと許されるわけなかろう!」
長は少し声色を震わせながら怒鳴る。
「だ、駄目だよ!いくら嫌いだからって親切にしてくれた人とかだって『じゃあその親切にしてくれた人達って言うのはなにもしないであげる。だからいいでしょ?』でも…」
少女が精霊と話している内容を青年は長に伝える、すると長は若い男性に小さな声で言った。
「フーガがあいつとの話に夢中になっている間に…」
それを聞いた男性は少し驚いたのだが、すぐに指示に従った。
長が男性に告げた内容、それは…
「アイツの後頭部を死なない程度に大木で殴れ、流石の精霊も宿主が倒れてしまえば何も出来ないだろう。」
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