11人が本棚に入れています
本棚に追加
月日は過ぎ、人間達は増え、最初の集落を離れ始めると町を作り、国を作り、その中心となる王が生まれた。
次第に増えていく人間とその身に精霊を宿した人間たちに対して手を出す魔物も減り、マルレリカの世界には平和が訪れていたがとある人の国の王とその隣の国の王が争いを始めた。
その理由は些細なことであったのに、いつしか大きな戦争になり、いつのまにか精霊を宿した人間も戦いへの召集がかかった。
精霊の力を使い戦うと恐ろしいほどの力と戦争をしてなくなった人々の犠牲に国の王達は嘆いた、『なぜ、こんなことになったのだろう』、と。
最初のコメントを投稿しよう!