2恋【天敵】

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「神崎、すまんが羽鳥に 軽く校内を案内してやってくれ」 『えっ!?無、無、無理です…』 「まぁ、そう言うなって じゃあ羽鳥、神崎と校内を回ったら 帰っていいからな」 「はーい、分かりました」 先生は、私の必死の叫びを聞き流しながら 無理やり押し付けて 職員室から出て行ってしまった。 「あらら…行っちゃったね よろしくねー?」 ゾッ!! 出たな、キラキラスマイル… 免疫の無い私は全身から変な汗が 一気に噴き出してきた。 …………やっぱり無理。
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