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「神崎、すまんが羽鳥に
軽く校内を案内してやってくれ」
『えっ!?無、無、無理です…』
「まぁ、そう言うなって
じゃあ羽鳥、神崎と校内を回ったら
帰っていいからな」
「はーい、分かりました」
先生は、私の必死の叫びを聞き流しながら
無理やり押し付けて
職員室から出て行ってしまった。
「あらら…行っちゃったね
よろしくねー?」
ゾッ!!
出たな、キラキラスマイル…
免疫の無い私は全身から変な汗が
一気に噴き出してきた。
…………やっぱり無理。
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