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私が早坂君に恋したのは自然の流れだった。
同じクラスになった日
隣の席になった私に声を掛けてくれた。
皆が私に話し掛けてこない中
早坂君だけは毎日
こんな私に話し掛けてくれた。
いつも優しくて。
笑顔が綺麗で…
「はよっ!」
って言う、おはようの挨拶のお陰で
一日が楽しくなるんだ。
「きゃははは!宮、何それー!」
「早乙女、笑いすぎだって!」
でも、早坂君は雲の上の存在。
どんなに手を伸ばしても届かない。
手を伸ばすつもりもない…
何故って?
言ったじゃない…
自信なんてこれっぽっちも無いんだから。
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