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隣にいる大輔に突っ込まれながら、昼食のパンとコーヒーを口にいれて口内をカオス化。
「…あ、そうだ」
大輔が思い出したようにポケットから小さい紙を出した。
「さっき渡された。昨日と同じ奴が渡してきた。何なの?お前ら。友達?秘密の友達なの?トロロなの?俺にも紹介してよ、トロロ。仲良くなれる自信すんげーあるんだけど」
「とりあえず黙れ」
んでもって、何で早く渡さなかった!
広げて見れば、三文字。
「『赤い糸』?…随分ロマンチストじゃねーの」
「………意味が、わかんない」
さすがに俺でも。
パンを口に突っ込んで、全て飲み込む。
「次もサボりかー?」
「ん、屋上で寝てくる」
「単位取れなくても知らねーからな」
「一応出てるし。参加してないけど出てるし。安心安心」
「どこがだよ」
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