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「えっと…、神乃…さん?」
声を聞いた瞬間に俺の脳は覚醒した
この声…
雷が落ちた…
なんと言うか…
エロすぎ…
「あの…依頼をしたいのですが…」
「喜んで!!何なりとお申し付けくださいお嬢様!!」
「良かった…朝早くに申し訳ないと思っていたのですが大丈夫でしたか…?」
「はっはっは、もちろんですよ!!
24時間、365日悩める依頼者の為に動く!!それが神乃探偵事務所ですから!!
お気になさらずに!!」
エロス!!
「うふふ…ありがとうございます…
素敵なお方ですね…」
ガクッ
俺はおもわず膝をついた…
さ、最高ですね
エロエロエロエロエロエロエロエロ
「ふっ、当然ですよ。
では、依頼の方を聞かせてください。
1秒も速く貴方のお役に立ちたいので。」
エロエロエロエロエロエロエロエロ
暴れ出しそうなんだけど…
朝だし…
「本当に素敵なお方…
では、御言葉に甘えて…
今晩〇〇ホテルで行われる結婚式、これを邪魔していただきたいのです」
こんな依頼は珍しくない…
素敵な声の持ち主と言うこともあり
俺はいつもより乗り気だ。
「ほぅ、結婚式ですか?失礼ですがどなたのですか?」
「お恥ずかしいのですが、実は私のなんです…
親の仕事の関係でどうしても断れない縁談があり、明日には式をあげなくてはならなくなって…」
「それはけしからん!!
結婚は愛し合った二人がするもの!!
依頼の方は理解しました。
全力でぶち壊しましょう!!」
「はぃ…、もし受けてくださるなら、何でも致します。
どうかよろしくお願いいたします。」
何でもって…
もう下心しか出てこない!!
俺は脳をフル回転させて、最高の答えを導き出す
(こっから恋に発展するかもしんなくね
?てか、するよね?)
朝6時に勝手な妄想をしていた
「もちろんお受けします!!」
「ありがとうございます…
神乃さんの様な素敵な方にお願いできて安心しました…
もし、成功した際は…何なりと…」
「お任せください!!」
電話で相手が見えないのに、顔の横で親指を立てて、ナイスに答える。
「では、よろしくお願いします…」
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