何事も始まりが肝心…

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ガチャ… 電話を切った俺は何故か使命感の様なものを感じていた… 「ふぅ…、これは運命の出会いかもしれない。 神様ありがっ!!ぐばはぁ!!」 突然後頭部… いや訂正しよう体の後ろ全てに衝撃が走った… ソファーだ… ソファーが物凄い勢いで飛んできた… 「なに気持ち悪い事を言ってるんですか?死にたいんですね?わかりました。」 この声の主が俺に致命的なダメージを与えた人物だ 「ま、まて紫音!!」 「何ですか?死に方を選びたいと? 贅沢ですね… では、絞殺、斬殺、焼死、溺死…」 「ちょっと待ったー!!紫音さん!」 「?」 目の前にいる整った顔立ちの女は、可愛く首を傾げる… つい、5秒前の言葉がなければ抱き締めたくなるぐらい可愛いいのだか… 「あ、あのですね今依頼がありまして… これから準備をしようかなと思ってたんですよね…」 「なるほど、決して依頼の電話の声が可愛い女の声で朝6時からテンションが上がっていた訳ではないのですね?」 ・・・・・ 「紫音さん…いつからそこに?」 「雷が落ちてうじ虫が鼻のしたが伸びてきた所ぐらいでしょうか?」 ・・・・ 「はははは…」 初めからやないかーい!! てか、心読まれとる!! 半端ないぜ紫音さん!!
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