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「えぇ、本当です・・・・・・ですが、本当なら貴方はまだ死なないはずでした」
「は?」
「実はこの子のミスで間違って貴方の命を終わらせてしまったのです」
神はそう言うと神の後ろにいる死神?を見た。
「つまり・・・・・・俺はそのあんたの後ろにいる死神のミスで死んだって事か?」
「そうです、もう少し早く気がつけば貴方を生き返らせる事ができたのですが・・・・・・貴方の体が火葬されてしまって生き返らせる事ができなくなったのです・・・・・・」
「神って何でもできるんじゃないのかよ?」
「できることはできますが、神々にも一応ルールがあるのです・・・・・・」
「そうか・・・・・・なら、天国か地獄かどっちに行くか知らんけど、まずこいつをいっぺん殴らせろ!!」
俺はそう言うと神の後ろにいる死神?に近づいて襟元を掴んで上にあげるとその勢いでフードが外れてフードで顔が見えなかったが取れて死神?の顔が見えるようになった・・・・・・。
「はぁ?・・・・・・ガキ?」
俺は死神?を放してよく見ると黒髪に紅い目をして幼い顔をした女の子だった、てっきり死神というぐらいだから男かと思ってたんだがな・・・・
「その・・・・・・間違って貴方を死なせちゃってすいません!!」
その死神?いやガキは 俺の足元で土下座した、ロリコン共はここで『いやいや、いいんだよ~フフフ~』とか言って許すんだろうが、生憎、俺はロリコンでもなければ優しくもないので(ガキ限定だが)俺はしゃがんでガキの頭を右手で掴んで無理矢理上げさせた。
「おい、てめぇ・・・・・・俺死んでんだぞ?・・・・・・どう責任とってくれるんだ?、あぁ!!」
「ひぃぃ・・・・・・」
俺はガキを睨み付けて言ってやると、ガキが今にも泣きそうになりながら力のない悲鳴を上げる。
「ヒロトさん、そこらへんでやめてくれますか?貴方のことについで重大゙な話があるので・・・・・・」
俺は横を見るともはや空気になっていた神が俺を上から見下ろしていた・・・・・・満面の笑みで。
「で、重大な話ってなんだよ?」
俺はガキの頭を掴みながらそう言うと神は右手に持っていた紅い革の本の1ページを綺麗に破り俺に投げると綺麗に俺の左手に飛んできてすぐに俺は取ると、俺はガキを掴むのをやめてその紙に書かれていた文章を読み始めた。
その紙に書かれていた文章は大体、こんな風に書いてあった。
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