No.0:転生

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ーーーーーーーーーーー 死亡者No.9902 死亡者名 坂崎灯呂斗 (サカザキヒロト) 死亡原因 新米死神「クロサル」の人違いにより誤って死亡した。 対応 坂崎灯呂斗がクロサルによって間違って死んだため、異例だが転生することを許可する。 対応神 ゼウス ーーーーーーーーーーー 「は、こいつ・・・・・新米だったのか?」 「はい、しかも昨日なったばかりなんです・・・・・・」 「すいません・・・・・・」 「すいませんですんだら何でも解決できるだろうが?」 「すいません・・・・・・」 ガキ、もといクロサルは目に涙を溜めながら頭を軽く下げた。 「ところで、貴方は転生しますか?・・・・・・するのでしたらその紙に名前を書けば転生されます、もし転生したくないのでしたら・・・・・・貴方を燃やします・・・・・・」 「おいおい、これ完璧に転生するしかないよな?」 「別に転生しなくてもいいんですよ?・・・・・・私が貴方を燃やすだけですから」 神は不気味な笑みを浮かべて左手に火の玉を出して俺に投げた・・・・・・ん?・・・・・・投げた? 「何で俺に投げるんだぁぁ!!」 「何言ってるんですか?、ただのキャッチボールですよ」 「火の玉使ったキャッチボールなんか、きいたことないわぁぁぁ!!」 俺は神が投げた火の玉を横に転がって避けるが、なぜか戻ってきたので、俺は走って逃げるしかなかった。 「なんで戻ってくんだよ・・・・・・おい!!」 「さぁ、どうするんですか?転生しますか、転生しませんか?」 「ちょっと待て!!、いったん火の玉消してくれないと、答えた瞬間ジ・エンド・・・・・・じゃないかよ!!」 俺は火の玉に追われながら必死に神に言うと、神はなにか考えるかのように手を顎においてぶつぶつ言い始めた。 「でもな~・・・・・・それじゃつまらないしな~」 「おい、つまらないってどういう事だよ!?」 俺は神を見ながら言うと火の玉のスピードが急に上がり俺は火の玉を避けようとするが火の玉が頬に掠ってしまうが・・・・・・。 「熱くない!?」 「そりゃぁそうですよ、だってそれ人間には何の害も与えませんもの・・・・・・フフフ・・・・・・」 ニコニコしながら神は俺を見て言うと俺は今まで逃げ回っていたのを思いだし無性に腹が立ったのでついこんなことを思ってしまった・・・・・・ (こいつ、ガチで殺してやろうか?)
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