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「おーい!飯狩ってきたぞ!」
俺はこの不死身の狩人と呼ばれてる存在。
まあ、普通死ぬだろって状況でも生きてたからそうよばれるようになるよな。
そして、今は家族の為に食料となる動物を狩ってきたところ。
「お兄ちゃん遅いー!お腹空いたー!」
「郷、お前もまだまだだな。こんなに時間がかかるようじゃな」
郷、それが俺の名前だ。
片島 郷が本名になるな。
んで、妹の霧子。
そして、母さんの凛。
の3人で過ごしてる。え?父親は?ってか?父親となる人間はいるが俺はあいつを父親とは認めてない。
あいつのことは話したくないんだ。
すまないな。
「またオオトカゲの肉ー!?いい加減飽きたよ~!まぁ、食べるけどさ」
「郷はコイツしかかれないんじゃないのか?」
「うぐっ…………」
「やっぱり、まだまだだな。」
母さんの言うことは全て的を射てるから言い返せないのが悔しい!
もっと腕をみがかないとな。
「よっす!郷をちょいと借りるよ~!凛さん!」
「どうぞ~」
「俺は道具じゃないぞ!」
「「「えっ!?」」」
「お前ら……………」
「んじゃ、郷。例の場所いくぞ!」
こいつは鷹岩 祐平。
古くからの友人だ。
今回、呼ばれた理由は近くにいつ建てられたか分からない遺跡の探検なのだ。
昼間はどうやっても扉が開かずじまいだったが、どういうことか夜になったとたん扉が簡単に開いてしまったのだ!
俺もあいつも、気になることはすぐ調べたがる性格で、今回も気になったから調べに行くことになった。
これが奴らの侵攻を許すことになるとは知らずに…………
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