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「汝、なぜ我に攻撃しない。そんなんでは友人は守れぬぞ!」シュン
くっ、なんてスピードだ!
目に負えない!
こんなんじゃ、こっちが狩られちまう!
本気でやるか…………
「はっ!」ドスッ
入った!
「なかなか鋭い突きをする。だが、それではあま……い…ぞ!」
なっ!?
耐えただと!?
確実に急所はついた。避けられもしてない。何故だ!
「汝の技は、ツボを突いて狩りをするか。なかなか面白いが我には通用せんぞ」
次の、ツボを突けばこいつは倒せる!
「ここだ!!」ドッ!
「な………に?何故……体が……………痺れて………いるんだ?」
「危うくお前のはったりに言いくるめられる所だったよ。ツボはちゃんと突けてた。
これは、二箇所突いて機能するツボだよ。
体が痺れるようにするためのね」
「すごいねー。
その虎を打ち負かすなんて。
さっきは白骨死体扱いしてくれてありがとう。
それのせいですごくイライラしてるんだ。」
「あ、この縄簡単に切れた。それと、あんたうるさいよ」シュン
「何してん………カヒュ………カハッ………」バタッ
出た。裂空斬だ。空気の流れで切り裂く恐ろしい技だ。何がおそろしいかって?すごく小さい水粒でも腕を切断するほどの切れ味あるからな。
「さて、出ようぜ!」
「そうだな」
「ちっ、やつは死んだ。まぁ、何も期待はしてなかったが」
「でも奴らの技は見れたし対策練りやすいっすね」
「あいつらは、簡単に手の内をすべて見せてはこないよ。何か恐ろしいものをかくしてるよ」
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